Claude Codeのインストールと初期設定 | Claude Code入門コース

Claude Codeを使い始める準備はできていますか？

「Claude Codeが便利そうなのは分かったけど、どうやって使えばいいの？」前回、Claude Codeの魅力的な機能を紹介しましたが、今回はその第一歩となるインストールと初期設定の方法を、誰でも簡単に行えるように丁寧に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたのターミナルにClaude Codeが導入され、AIアシスタントとの対話を始める準備が整っているでしょう。それでは、始めていきましょう。

Claude Codeを動かすには、まず Node.js という実行環境が必要です。すでにインストール済みかどうか確認してみましょう。

node -v

バージョン番号が表示されれば準備完了です。表示されない場合は、以下の手順でインストールしてください。

方法1：公式サイトから

方法2：Homebrewを使用

brew install node

NodeSource リポジトリを使用（推奨）：

# Node.js 20.x をインストール
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_20.x | sudo -E bash -
sudo apt-get install -y nodejs

aptパッケージマネージャーを使用：

sudo apt update
sudo apt install nodejs npm

Node.jsと一緒に npm （パッケージ管理ツール）もインストールされ、これを使ってClaude Codeをインストールします。

要するに、「Claude Pro プランに加入してからnpmでグローバルインストールし、ログイン認証を行うことで利用開始できる」ということです。

重要な前提条件：Claude Codeを使用するには Claude Pro プラン（月額$20）への加入が必要です。無料プランでは利用できません。

Node.jsの準備ができたら、Claude Codeをグローバルにインストールします：

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストールが完了したら、バージョンを確認して正常にインストールされたかチェック：

claude --version

Claude Codeを初めて使用する際は、ログイン認証が必要です：

claude

または専用のログインコマンド：

claude
> /login

初回起動時は自動的にブラウザが開き、Anthropicアカウントでの認証画面が表示されます。ブラウザが自動で開かない場合は、ターミナルに表示されるURLを手動でブラウザに貼り付けてアクセスしてください。

認証が成功すると、ターミナルに「認証が完了しました」というメッセージが表示され、Claude Codeの利用準備が整います。

設定が完了したら、Claude Codeが正常に動作するかテストしてみましょう。

claude

対話モードに入ったら、自然言語で質問してみましょう：

> こんにちは、Claude Code。調子はどうですか？

正常に設定されていれば、Claude Codeが日本語で応答を返してくれます。

新しいセッションを開始：

claude  # 新しい対話セッションを開始

前回のセッションに戻る：

claude -c  # continue - 最後のセッションを継続
claude --resume  # 同じ機能

過去のセッションを参照：

claude -r  # recent - 過去のセッション一覧を表示

もしエラーが発生した場合は、以下を確認してください：

要するに、「Claude Codeは対話型セッションで動作し、継続や過去の参照も可能な柔軟なツール」ということです。

この記事では、Claude Codeのインストールから初期設定まで、実用的な手順を説明しました。

これで、あなたのターミナルにAIアシスタントが導入されました。次回は、この新しいパートナーとの「基本的な使い方とコマンド」について、効率的な対話方法や便利な機能を学んでいきます。